マカオの歴史を伝える重要建築物の一つ
東洋と西洋の融合ともいえる
ファザードが美しい聖ポール天主堂跡です。
セナド広場から人の流れに任せて進み
商店街の路地を通り抜けると
聖ポール天主堂の正面が見えてきました。
参道からみる聖ポール天主堂跡 |
1600年頃に建てれたこの教会は
その当時ではアジア最大のカトリック教会だったそう。
1835年の火災で大部分が焼失しました。
因に1600年頃の日本史をみてみると
1612年:徳川家康がキリスト教禁止令
1629年:踏み絵の導入
追放された日本キリスト教徒がマカオへ到達
1620年頃からの一層複雑な正面の彫刻作りに
加わったとされています。
龍(ヒドラ)の頭を踏みつける聖母と骸骨の彫刻 |
漢字の彫刻「聖母 踏龍頭」 |
ジャンク船と悪魔(?)の彫刻 |
聖ポール天主堂跡から眺めるマカオ |
マカオとキリスト教と日本人、
じっくり彫刻を眺めながら
少しだけ歴史を垣間見た気がしました。
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