2014/06/03

アメリカで初めての救急救命室★ER

マイアミらしい海の見える病室
朝からひどい胃炎。
そういえば2〜3日前から体調が優れない。
咳も少しでてるから風邪でも引いたのかな?
横になって様子をみることに。

夕方、胃炎はひどくなり冷や汗もでてきたじゃない。
むっむっむ、何か変?
しかもこんな時に限って夫はスペイン出張中だし。
どうしよう?

ちょうどこの日は近所でミニマラソンが開催されてて
道路は夜8時まで閉鎖状態だし。
友人達は大会に参加してるので8時まで我慢した後、
やっとのおもいで親友エレナにSOSの電話をしたら
大会後のランニング姿で汗びっしょりのまま、
我が家まで様子をみに来てくれました。

彼女が家に来たのでドアを開けようと立ち上がったけど
むっむっむ、痛い!
まともに歩けないじゃない!?
彼女が私の顔をみるなり救急病院へ行こう!と、
私は救急なんて大袈裟と主張したけど説得され、
すぐに友人ミランダに車をだすように連絡して
そのままかかりつけの病院の救急へ連れて行ってくれました。

【緊急治療室】

救急治療室に着くなり問診としつこいまでの保険確認。
そして原因追及のため血液検査、尿検査、CTスキャン。
結果「急性虫垂炎(盲腸)」という診断でした。
私が盲腸?胃が痛いのに盲腸なんてありえない!

救急医のガム噛みながらの診察に不信感いっぱい、
さらに盲腸の位置はもっと下じゃないの?
先生に盲腸?そんなはずはない、と主張したら、
盲腸の上をグイーっと押されて飛び上がるほど激痛。
友人ミランダが盲腸経験者で手術傷をみせてくれたら
痛む場所が一緒じゃない!(>_<)

恥ずかしながらエレナがガム噛んでても救急医、
信用した方がいいって説得してくれました。
今考えればそうなんですけどね。はっは。
日本や欧州の病院でガム噛みながら診察ってみたことなかったけど、
アメリカだときっと普通なんですね。。(^_^;;

鎮痛剤と炎症止めが効いて落ち着いてきたので
救急病棟に入院して一晩過ごし、
翌日朝一で手術をする事になりました。

【手術】

おはよう!
朝6時過ぎに外科医が病室に現れて手術の説明です。
Laparoscoy(腹腔鏡)を用いた簡単な手術との事。
朝7時半に手術控え室へ運ばれ麻酔科の先生と問診。
手術チームのスタッフがテキパキ手術の準備をしながら
楽しい会話で私をリラックスさせてくれました♪
そして最後の最後に事務のマダムが登場!
またもや保険の最終確認とサインです。

【病院食】

手術は無事終了し回復室で休んでから病室へ。
少ししてから一般食OKになり楽しみの食事です♪


そいうえば丸一日半何も食べてなくてお腹空き空き。
朝食はパン→お昼は白身魚→早めの夕食はチキン。
チキンにかわいい蘭のお花が添えてあったりと
美味しくないと評判の病院食だけど、
なんだかホッとしてたくさん食べちゃいました♪

【退院】

食べれるし体調も安定しているので夕方に退院が決定。
同じ病院のいつもの掛かり付けの先生が
病室までわざわざ様子をみに来てくれて心強い。
スペイン出張中の夫は飛行機の手配がすぐできた様で
退院直前に病院に来れたので安堵感いっぱいでした♪

医師から盲腸は大した病気じゃいけど、
ひどくなって破裂すると腹膜炎で大変な事になる!
我慢もホドホドにしないとっ、と注意されました。
あまり我慢しないように気をつけなきゃです。

それにしても救急に無理やり連れて行ってくれて
徹夜で付き添ってくれた友達に本当に本当に感謝です。
血のつながる家族のいない外国に住んでいるけれど
信頼のおける家族みたいな友人に恵まれて
改めてありがたいなって思う今日この頃です♪

【治療費】

怖かった治療費。
内訳と請求書が10日後に届きました。
正規額約540万円。保険適用調整額430万円。
高いとはきいていたけど想像以上に高額です!
ちなみに私が支払ったのはDeductible数万円のみ、
残りは保険で全てカバーされました。

良い保険に加入してくれてる夫の会社に大感謝だけど、
アメリカの医療費の超高額にはもうびっくり!(◎_◎)
絶対に病気になれないって感じです。


Mercy Hospital Miami
メーシー・ホスピタル・マイアミ
http://mercymiami.com

Cigna
シグナ保険
http://www.cigna.com

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